2024年、中途社員として入社。前職では管理栄養士として資格を生かしながら大学病院で勤務。 『自分の出来る事を増やしたい』と思いから、異業種への転職を決意。 未知の分野で新たな仕事・知識を学び、苦手と向き合いながらも日々奮闘中。
この先、ずっと同じ病院の管理栄養士として働いていくことに迷いを持っていたからです。
命に関わる前職の性質上、毎日やるべきことがしっかりと決まっていました。さらに、勤務していた病院の方針として栄養管理士でも厨房に入ることなどもできませんでした。想像していたよりも幅の狭い仕事にギャップを感じ、1つを極めて100点にするよりも、70点、80点のものを増やしていきたいと考えるようになりました。もっと管理栄養士として幅広く活躍したいと思って転職活動をスタートさせました。
最初は管理栄養士としての転職を考えていましたが、全く上手くいきませんでした。というのも、ただ資格や実務経験があるだけではなくて、プラスアルファでマネジメント経験などがないと求人が少なかったんです。
そこで、もっと自分のできることを増やしたいと思い、他の職種にも視野を広げてみました。様々な仕事や社会のことに触れる中で、自分が病院関連以外の物事が全く分からないことに気が付き、いかに世間知らずなのかを痛感しました。
苦手と向き合うことで自分の可能性を広げられるところです。
私は昔から、悲観的に考えすぎるところがあり、行動が止まってしまう点が自分の弱みだと思っていました。それを選考の中でお話したときに、「カインドでは悲観的に物事を考えることも大切にしている。そうすることで、別の提案を考えたり準備を徹底できる人を育てている。」と言ってもらいました。
悲観的に考える事自体が悪いのではなく、「だから、どう行動するのか」まで繋げることができたら、自分の弱みも強みに変えていけるんだと勇気が湧きました。長年、1人で悩んでいた弱点と仕事で向き合っていくことができる。ここなら自分のできることを増やせると感じました。
先程お話したような「苦手と向き合い、できることを増やす」ということをはじめ、どの社員の口からも、同じ言葉や考えが何度も出てきたからです。
選考の中で、社長や採用担当の方だけでなく他の社員と話す機会をいただきました。そこでは、「さっきの会話を聞いていたの?」と思うくらい、みなさん同じように「自責思考」や「否定せずに共に考える」などという言葉が出てくるんです。それはHPのPhilosophyに書いていることと同じで。更に、インターンシップに参加して実際にオフィスで他の社員と働いたときも、誰もが目標を持って取り組んでいて、発言しやすい雰囲気や協力し合う働き方を体感しました。トップの方から一社員まで考え方が一貫していることに感動しました。
良い意味で全くありませんでした。大切にしている考え方や業務内容などは、説明会やインターンシップにおいて全て展開してくださっていたので。
しかし、実際に働いてみて「数を追う仕事がこんなにも大変なんだ…」と感じ、この点においては、ある意味ギャップがありました。カインド・メディカルでは、会社からノルマが与えられるのではなく、自分で目標を設定します。しかし、いざやってみると「自分で決めたことすら達成できない…」と、自分の中でのギャップを感じました。
これまでやったことのない、答えのない仕事に向き合っているからだと思います。
前職では全てに答えがあって、それをいかにミスなくこなせるかということに神経を使っていました。しかし、この仕事は正解も決まったやり方もあるわけではないんです。だから自分で考えてまずやってみることが大切だということは分かっているつもりでした。ですが、私はやる前に考え込んでしまう時間が長く、思うように数を追えず時間ばかりすぎる日々を送ってしまい焦っていました。
まず聞きに行くということです。
自分で考えるのももちろん大切なのですが、そこで考え込みすぎてしまっては自己流で間違った方法でやってしまい、さらにスピードが落ちてしまいます。だからこそ、いかに早く聞きに行って軌道修正してもらうかが大切。行動と修正の回数を増やして、まずは基礎部分の、より良いやり方を身に着けています。
顧客の求めるものに対して、いかにより近いものを提案できるのか。この正解のない問いに自分自身で答えを作り出していくことが求められています。
そんな中で、まだまだ経験が少ない私ができることは、1人で考えて行動を止めてしまうのではなく、数を打ち、修正を繰り返すこと。そして少しでも顧客により良い選択肢を提供することです。
毎日自分の苦手との闘いなので、決して楽な仕事ではありません。それでも、今の行動が今後の自分の可能性を広げることに繋がっていると、会社の考え方や周りの先輩社員の姿から実感しているので、日々目の前の仕事に真剣に向き合い奮闘しています。
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