KIND MEDICAL カインド・メディカル

阿部月姫

失敗なくして成功なし。

阿部月姫
阿部月姫
2024年入社

2024年に新卒社員として入社した阿部月姫(あべつきめ)さん。 入社し初めてのインタビューから1年が経ちました。大学時代は、体育会陸上部でストイックに努力を続けてきた阿部さん。そんな彼女が、入社してどんな壁にぶつかり、どう成長してきたのかを聞いてみました!

入社してから1年が経ちましたね。 この1年を振り返ってみてどうでしたか?

たくさん失敗をしてきて、その一つ一つからたくさんのことを学ばせてもらいました。

元々失敗への恐怖心が強かったのですが、今はむしろ、失敗をした方が経験が積めるようになると前向きに捉えられるようになりました。

手段と目的の明確化

どんな失敗を乗り越えて、前向きに捉えられるようになったのですか?

まず1番初めにぶつかったのは、数を追うことです。

新しい求人を増やすために、看護師を募集している病院へ架電をするのですが、なかなか架ける件数を増やせなくて…。
最初は、相手からどんな質問が来るのかも分からず不安だったので、1つ1つHPをくまなく見てから電話をしていました。そうすると、1本かけるのに5~10分と大幅な時間のロスになってしまっていました。

我武者羅にやる中で気が付いたことはありますか?

自分が機械的になってしまい、目的をすり替えてしまっていることに気が付きました。

そのきっかけは「期間限定の応援ナース」の求人探しの架電です。とにかく架電数を増やそうと我武者羅に架電していましたが、ある病院で「なぜ、応援ナースをするの?」と聞かれました。その瞬間に頭が真っ白になって答えられず…。
なぜ、正看護師ではなく応援ナースを募集した方がいいのか、病院側にはどんなメリットがあるのか。それを考えずに、ただひたすら電話をかけていた自分がいました。質問してきてくださった採用担当の方には、すごくお叱りを受けましたが、おかげで自分の目が覚めました。

架電数を増やすことはあくまでも手段にしかすぎない。
何のために電話をするのか、目的をきちんと自分で理解した上で、そのためにどんな質問をしたらいいのかを自分で考えるようになりました。

相手の立場に立つために

他にも1年間の中で変化を感じることはありますか?

相手の立場に立って考えるということが、少しずつですができるようになってきていると思います。

求職者の対応をし始めた頃は、相談に来る全ての人が転職をしたいんだと、全員に同じ力を注いで対応していました。ですが実際は、今すぐに転職する気はなく、情報収集だけしに来られる方もたくさんいる。
当時の私は、求職者のそんな本心には気が付かずに、ヒアリングした希望条件に合う求人を探すために1日100件以上の病院にあたって準備をしていました。
そして、いざ病院を紹介しようと面談を組もうとすると、一向に返信がこない…。初めのうちは、「希望条件通りに探してきたたのに、なぜ…」と他責にしてしまうことも多かったように思います。

どうやって自分の課題に気が付きましたか?

日々、先輩と行う振り返りの中です。

先輩から「なぜ、その方は転職したいと言っているの?」「もし、今の不満が働いている病院の中で解消されたらどうなるの?」などと聞かれましたが、上手く答えられない。あ、自分って全然求職者のことを分かっていなかったんだと思いました。ただ希望条件を聞いているだけで、その方にとってのメリットや言葉の裏にある本質を捉えられていないことに気が付かせてもらいました。

それからは、これまで以上に先輩にアウトプットの時間を取ってもらおうと積極的にお願いして、少しでも求職者の立場に立って考えられるように特訓しています。

地道にコツコツ

1年経って、新たに見えてきたものはありますか?

少しずつではありますが、自分のストロングポイントが分かるようになってきたと感じています。

つい最近、この地域にある病院での募集は難しいと言われている案件を成功させました。そこに辿り着くまでは、病院の担当看護師さんとの行き違いや条件の交渉など、様々なハードルがありました。しかし、絶対に決めよう!という自分の強い想いが、毎日の電話やこまめなすり合わせをするといった姿勢から伝わり、無事に入職というところまで辿り着くことができました。

この一件から、自分の長所は1つのゴールに全力で向かえる我武者羅さだと自信を持てるようになりました。もちろん1年前のように、ただ盲目的に頑張るのではなく、何のためにやっているのか、どうやったらよりよくなるのか、ということを自ら考えながら進んでいけるようになりました。

挑戦して失敗を重ねる中で自分なりの武器を見つけられるよう、地道にコツコツと努力していきたいです。

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