そもそもなぜ再現性の研修を行うことになったのか、それは同じ内容の相談や質問をし、解決したらそれで終わりになりわかったつもりになってしまっている‥そんなことがあったからです。教えてもらったことはもちろんメモに残しますが、そのメモの取り方が悪いのではないか?ではそこから見直して次は同じ失敗をしないように、成功したことはまた繰り返し成功できるように「再現性」をもって仕事が出来るように記録を残して振り返ろう、ということがきっかけで再現性の研修を行うことになりました。
今までは業務の中での知識や解釈の捉え方のレベルを上げ、知識の幅を広げていくいわゆるインプットを重点的に取り組んできました。そのインプットした知識をアウトプットしながら振り返りをし、①失敗してしまったことはどうしてそのような結果になってしまったのか、②次回行動をどうするのか、現状の課題を見極め成功につなげていく。つまり、学んだことを学びっぱなしにせず自分のスキルに落とし込み、成果につなげていくということです。あくまでも個人のスキルアップのための研修ですが、個人個人のスキルアップをすることによってサービスにつながり、最終的に会社の組織力をアップさせることができるのです。
コンサルタントという仕事は商材が「人」であり、紹介先や求職者との信頼関係を築くためにコミュニケーションが欠かせません。しかし、この仕事は無形商材といわれる目に見える商品を扱うものではないため、内容が捉えにくくはっきりしないことが非常に多く、さらには答えも1つではありません。そこで大事になってくるのが、自分の考えていることを正確に相手に伝えるための技術や、相手の考えていることや伝えたい事を捉える力です。
例えば、
・フレームワークで仕事の段取りなどを考えていくため、問題についてブレーンストーミングを用い、ロジカルシンキングで打ち手のアイディアを出し合う。
・普段使っている手帳の活用の仕方を見直す。予定を書き込む際に具体的な目標を立て、行動の優先順位を明確にするためにゴールを設定し一緒に書き込む。
以上のことを連続して行っていくことで事実と解釈を混同させることなく、問題の原因が正しくわかるようになります。さらに、正しい打ち手を事前に考える力や、常に先のことを考える習慣が身についたり、憶測や予想ではなく予測をすることができるようになったりします。
また、セルフマネジメント力やコミュニケーション能力を向上させることができます。自分にできることが増えると、視野が広がったり物事の捉え方が変わったりし、新しく挑戦したいことが増えていきます。それも学びであり成長だと思います。そのうえ、研修や実践で学んだことや自分の考えを共有し他の社員に、実際に知識や身につけたスキルをアウトプットしてお客様に還元することで自分だけではなく他人も互いに協力し合って成長することができます。
ただお金をかせぐのではなく、研修を通じて成長を実感してもらいたい。そんな思いが弊社にはあります。サービスは永遠です。技術革新が進む環境下で現状維持するのではなく高いサービスを維持するには、常に学び、模索し続けなければなりません。
自分のスキルや経験を社会意義のあることに役立て、人に喜んでもらう。これが社会人材として活動する醍醐味だと思います。
どこにいても活躍し必要とされる人材になるために、カインドメディカルを通じて成長し、自分で考えて仕事を進めたり自分で意思決定して行動したりすることができるようになる。また、自ら目標を設定し完遂できる人間になる。そんな目標のもと、私たちは研修を行います。
さらに、研修を日々行うことで会社の組織力が上がると人が成長します。人が成長すると研修自体のレベルも着々と上がっていきます。この正のスパイラルを継続させるために研修に取り組んでいます。
フレームワークで仕事の段取りや優先順位を考えていくために、ブレーンストーミングを用い、ある問題について社員全員でアイディアを出し合います。その際にロジカルシンキングで事実に基づき体系的に整理し、筋道を立て解決に向け打ち手を考えていきます。
普段使っている手帳の書き方を見直し仕事に繋げる取り組みもしています。具体的な目標を立て行動の優先順位を明確にするために予定を書き込む際にゴールを設定し一緒に書き込むなど、手帳の活用の仕方を見直すことでセルフマネジメント力の向上につなげます。
どちらも視覚化に長けているので、全員で共有することで自分と他人の思考回路の違いを理解し、問題解決に向け共通認識を持つことができます。
コンサルタントという仕事は答えがないため、仕事ではもちろん研修を通しても「答えにしていく」ことや「正解にしていく」ことが常に求められており、その中で相手に伝える技術の向上のために思考整理や言語化を常に続けています。