私たちカインド・メディカルは『成長する組織』を目指します。
①高い目標に向かって
②各自が責任を明確に持ち
③挑戦と失敗を繰り返すことのできる組織
であると考えます。
つまり、『成長する組織』の要素として以下の3つがあげられます。
①高い目標
②責任
③心理的安全性
では、どうやって『成長する組織』を築いていくのか。組織の変遷に沿って説明していきます。
いくら理念に共感したといえども、一人ひとりを見ていくと性格や思考が全く同じ人はいません。そんなメンバーでOne KIND Teamを作るには、全員が目指すべき同じ目標が必要です。プロのコンサルタント(社会人のプロ)として、常に顧客の満足度を追求すべく自ら自己研鑽を怠らないことが重要です。
しかし、その組織に属するメンバーたちは自分の役割を認識できていないため、誰かの指示がないと動けません。完全にマニュアルが揃っており、システムが構築され効率化を求める組織においては最適ですが、変化が激しく答えのない現代の社会においては、「烏合の衆(指示待ち組織)」と化してしまいます。
ただ高い目標だけが独り歩きするのではなく、それに向って自分が何をすべきなのか、それぞれの役割を自覚し、それを貫徹することが義務であるという責任感のある組織です。つまり、目標高く持つだけでなく、目標の妥協点を高くもつ「基準(スタンダード)を高く持ち続ける組織」のことです。この位でいい、ではなく、ここまでやり切るんだという高い目標を持ち、それを達成しても常に新たな目標を持ち続けるということも大切です。
しかし基準を高くもつだけでは、上からの指示に従うのみで目標達成ができない場合は罰を与えられるという不安を持った「官僚主義組織」になってしまいます。
スタンダードが高く優秀な組織且つ、一人ひとり失敗や叱責を恐れず挑戦していける組織にするには、心理的安全が必要です。ここでいう心理的安全とは挑戦と失敗が歓迎され、自分の意見や考えを安心して発言できることです。これだけを聞くと一見すると『居心地が良い』と捉えがちですが、会社という組織は仲良しチームではありません。和気あいあいとしていて、納期やゴール設定もないなどとると、今あるスキルで出来る範囲の仕事をする、自分で責任を取らない、成長のない環境になってしまいます。
ただ居心地のよさという環境を求めるだけではなく、高い目標に向かって各自が責任を明確に持ち、自分に期待されている役割を認識することで、自分のスキルアップに努めます。
このように心理的安全性が高まる事で安心してアウトプット出来る環境が整い、情報共有の質が高まったり、組織をより良くするための健全な衝突が生まれます。否定ではなく、柔軟な発想でチームを良くするための考えを出し合うのです。
そうすることで、チームへの満足度が上がり、愛着が生まれてくるのです。
では、なぜカインドメディカルは成長する組織を目指すのか?
カインドメディカルはトップダウンではなく、社員一人一人が考えをアウトプットし合い、目的を自らの手で見つけ、全員で組織を作り上げる事を目指しているからです。
私たちは、答えのない仕事に取り組み、トライアンドエラーを繰り返していく事で、自分の頭で考えて行動する力がつくと考えています。
上から設計図が与えられ、完成するまで設計図に忠実に作る。過去の成功方法をできるだけ再現する。チームで作業を効率的に分担する。ミスを恐れ正確にルーティンをこなす。
自分たちで目的を見つけ、手を動かしながら軌道修正する。チームで多様な個性を混ぜ合わせ、試行錯誤を楽しみ、失敗から学ぶ。
自分達のチームを強くし、成長させるためには、個々人の成長は欠かせません。
「自分の成績が良ければ良い」「誰かが困っていても私には関係ない」
我々が目指す組織・チームはそうではありません。全員で同じ目標を持ち、全員で一つのチームを大きくする為に個人の成長を目指します。
チームあっての個人なのです。
カインドメディカルにおいては、答えのないプロジェクトという制度への取り組みがあります。このような取り組みを行うことで、責任感が生まれるのはもちろんのこと、自らがミッション達成に向けて試行錯誤し、チームを巻き込み全員で目標達成する事を求めています。
このようにチャレンジすることや、研修での学びを仕事に活かすということをカインドメディカルでは大切にしています。
社員一人一人が常に高い目標を持ち、自己研鑽する。依存ではなく正しく依頼し、協力し合える関係性。自分のレベルアップ・スキルアップがチームに貢献出来るという意識。そしてチーム全体がレベルアップすることで会社が成長していく。
カインドメディカルでは、常に社員と会社の関係性を高め合うことを、連続性ある仕事の中で求めています。