KIND MEDICAL カインド・メディカル

根岸柊斗

挫折からの気付き

根岸柊斗
根岸柊斗
2025年入社

2025年4月に新卒入社。 大学時代には学生団体で100人の組織のリーダーを努めるなど、将来に向けて様々な経験を積んできました。 そんな彼が実際に社会に出て感じたギャップや挫折を語ってくれました。

学生時代とのギャップ

入社して最初の3か月はどんなことを学びましたか?

入社して3か月、学生時代とは比べものにならないくらいのたくさんの気づきや学びを、日々の業務や研修、何気ないコミュニケーションから得ています。

たとえば新入社員研修のときの話です。「報連相が大事」といった表面的な話ではなく、「報告・連絡・相談の違いとは何か?」「なぜそれぞれが必要か?」という本質的な問いが投げかけられ、頭をフル回転して必死に思考しました。
他にも業務の中で、お客様に電話をかけるとき。ちょっとした言葉遣い一つにしても、「なぜその言い回しを選んだのか?」「そもそも何のために電話をかけているのか?」と先輩から問うていただき、自分の一連の会話を一言一言振り返りました。

このように、カインド・メディカルは自分の行動の背景まで深く考えることを日常的に求められる環境です。
そのおかげで、少しずつではありますが、自分が何気なくやっていたことのすべてに「なぜ?」と考える癖が付いていきたように感じます。

働く中で壁にぶつかったことはありますか?

日々、様々な指導をいただく中で、「なぜ答えを教えてくれないの?」「どうして任せてもらえないの?」といった戸惑いが自分の中に募ってしまい、仕事に前向きに取り組めないときがありました。

私は大学時代に、学生団体の活動内で社会人や経営者の方々と一緒に事業を立ち上げたり、ビジネスコンテストに仲間と挑戦したりしてきました。人を育てる、引っ張る立場のリーダーとしての経験も積んだ機会が多く、当時の自分は「自分は世間一般の学生よりも社会人意識がある」と過信していました。

ですが、入社してみると上手くいかないことばかり…。しかも、それがなぜ上手くいっていないのか分からない…。今まで学生時代にできていたと思っていたからこそ、そのギャップは大きかったです。

例えば、病院への架電業務の際。一施設でも多くに電話を架けたほうがいいと思い、もらったリストに電話を架け終えたらすぐに新しいリストを求めて上司の元に行きました。しかし、「本当に、新しいリストにいっていいのか?」と問われ、棒立ちになりました…。
自分の何が悪かったのか、どうすべきなのかが分からずに、悶々とした日々が続いていました。

社会人として大切な姿勢

どうやってその壁を乗り越えましたか?

どうすればよいのかという答えを教えるのではなく、自分の根本的な問題に気が付かそうと、先輩方が向き合ってくださったおかげです。

ある時、先輩が2時間以上かけて、自分のこれまでの行動やどんなことで指導をもらっていたのか、自分はそれをどう捉えたのかなど丁寧に話を聞いてくださいました。そうやって話す中で、不満はすべて自分自身の思い込みや自分の受け身な姿勢が招いていることだと気が付かせていただきました。
自ら考え行動していくことを求められる環境において、「仕事は振ってもらうもの」「教えてもらって当然」といった学生感覚が抜け切っていなかったのだと反省しました。

そして、報告や相談の仕方、電話の取り方など、細やかな部分まで指導してくださるのは、自分が顧客に迷惑をかけたり同じ失敗を繰り返さないために言っていただいていることであり、有難いことんなんだと心から感じるようになりました。

それ以降、何か行動の変化はありましたか?

確認をする回数が極端に増えました。

以前の自分であれば指導をいただいたときに、「これだけやったのになぜ?」と、相手や周りのせいにして感情的になってしまうことが多くありました。

しかし、今は自分が何をしたのかに目を向けるのではなく、「本当に相手が求めていることは何か?」をまず考え、自分の今の行動や思考に何か足りていないのではないか?と考えるようにしています。
そして、自分で分かったつもりになるのではなく、自ら確認しにいくことを徹底しています。

自分ととことん向き合える会社

改めてカインド・メディカルはどんな会社だと思いますか?

壁にぶつかり、周囲の支えのおかげで乗り越えられた今、ここは自分ととことん向き合える会社だと思っています。

カインド・メディカルでは、短期的な成果よりも、どこにいても活躍できる人財になるための“人間的成長”を大切にしています。その成長はすぐに得られるものではなく、地道で時間のかかるもの。でも、先輩方が真剣に向き合ってくださるからこそ、乗り越えられると実体験を通じて感じました。
つまずくポイントは人それぞれですが、それぞれの「苦手」に対して、自分に諦めずに、そして互いに諦めずに向き合ってくれる仲間がいます。

そういった環境だからこそ「苦しいことの先に、自分の成長がある」という言葉が、現実になるのだということが分かりました。

今後カインド・メディカルでどうなっていきたいですか?

まずはこの組織で1番を目指したいです。

皆さんが自分に時間と労力をかけてくださっているからこそ、それを成果で返せる自分になりたいと思っています。そのためには、自分と向き合い続けること。そして、会社のフィロソフィーにある「顧客のために先に自分が苦しい想いをする」姿勢を持ち続けることが必要だと感じています。

社会人としての基礎を徹底的に学び、自分の苦手を克服し、できることを増やしていく。
この会社で得た経験と成長を、未来の後輩やお客様のために活かせる人財になりたいです。

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