2010年の設立以来、看護師の人材紹介を軸に成長を遂げているカインド・メディカル。その事業の成長だけでなく、人材の育成や組織づくりに力を入れている代表の池田裕和氏のもとで、個性豊かな社員を束ねるスーパーバイザーを務める岩田さんに、これまでの経緯や現在の葛藤、そしてカインド・メディカルのこれからについて伺ってみました。
前職では携帯電話の販売をしていました。ショップのカウンター担当として3年ほど勤めていたのですが、ある程度決まったことをこなす毎日で、このままで良いのか迷っていたんですよ。そんなときに出会ったのがカインド・メディカル。代表の話を聞いて、お客さんに本当に喜んでもらえるサービスを提供出来るのではと感じました。「利益第一ではなく、お客さんに喜んでもらえる仕事が出来れば自ずと売り上げがついてくる。」という考え方に共感しました。
以前は本当にこれで人の役に立っているのかなと、疑問に思うこともあったので、看護師に特化した人材紹介という珍しさや、どんな時代でも必要な医療業界というのもポイントでした。人材紹介も医療も未知の業界でしたが、チャレンジしてみようと入社を決めたんです。
物を売る経験はありましたが、実体のないサービスを売ったりや看護師さんと面接をしたりするのははじめてだったので、知らないことも多かったのですが、やりながら慣れていきました。知識不足や、伝えた情報が誤っていたり、レスポンスのスピード感などで看護師や病院からお叱りを頂くこともありましたし、正直辛いこともありました。しかし、できていないことを指摘してもらえるのはありがたいことなので、成長の余地があるととらえて、前向きに取り組みました。
業務以外にも採用活動や、事務所の移転など、コーディネーター業と並行して様々なことに挑戦させてもらいました。事務所への移転を任せて頂いたのですが、なかなかある機会ではないですし、純粋に内装や導線・配置を業者さんと考えていくことは楽しかったですね。
4年前にマネージャー職への声がかかり、1年前からは昇格の機会を頂き、現在はコンサルタント兼スーパーバイザーを務めています。
コーディネーター業は、コンサルタントとして看護師さんとのやり取りも求人側とのやり取りもしています。あとは、内勤で運営側の事務やテレアポの仕事をされるアルバイトの方のシフト調整や窓口ですね。
スーパーバイザーとしては、他のメンバーの状況を見ながら、場合によっては声をかけたり相談にのったりなど、先頭に立って引っ張っていくようなイメージです。毎日個々の振り返りはあるのですが、毎週金曜日にレビューがあって、代表と全体の動きを確認します。困っている社員がいたら、本人と話をして代表に状況を報告することもあります。
はい。ただ、コーディネーター業は、自分の中で仕事をどう進めていくかを考えれば良いのですが、スーパーバイザーとしては、他のメンバーの動きを把握して、全体を俯瞰して見る必要があるので難しいですね。一番重要な仕事ですが、そう簡単にできるものではないのだなと日々痛感しています。自分自身と戦いながら、振り返って、少しずつでも改善できるように取り組んでいます。
看護師さんに「登録するならカインド・メディカルがいいよね。どのコンサルタント安心して任せられるから。」と信頼してもらえる会社になりたいですね。そのためにコンサル力を伸ばすことも必要ですし、会社に共感してくれるメンバーが増えてくれると嬉しいなと思っています。
カインド・メディカルはまだ成長過程にある会社で、人材や組織自体も育てている段階なんです。なので、自分で自分自身の課題を見つけて、自分ごととして改善していけるような人に新しいメンバーになって欲しいですね。
会社や後輩の子に必要とされる自分になりたいですし、スーパーバイザーとしてもっと力をつけたいですね。入社して8年、役職としては4年になりますが、カインド・メディカルに役職のモデルケースがある訳ではないので、本当にこれで良いのか日々振り返りながら手探りで模索しているところです。ポジションこそまだ存在していないのですが、マネージャー職の上のポジションに挑戦できるのであれば、そのポジションを築いていきたいと思います。
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