一人前のコンサルタントを目指し、求人架電や面談、知識研修など日々奮闘中。 多い時は月に1000件以上の求人架電を目標に掲げ、求人側と接点を多数持ち、取材をするなど、粘り強く仕事に取り組んでいます。 今回は仕事に向き合う中で見えてきた課題、向き合っている事などを伺ってみました。
物事を自分の解釈で捉えてしまうことです。
例えば、社内において指示通りに書類を作ったつもりでも、先輩が期待していたものを作成できていなかったり…。顧客への提案時に相手の希望する条件通りに調べてきたつもりでも、いざ面談してみると相手が望む選択肢を提示できなかったり…。
その度に「相手の意見を聞いて一生懸命提案しているのに、なぜ上手くいかないんだろう…」と1人で考えてはみますが、その根本原因を掴めないでいました。
上手くいかないことが積み重なる中で徐々に気が付かせてもらっています。
入社当初より、「相手は本当にそれを求めているの?」「今の考えは自分がそう思い込んでいるだけじゃないの?」と先輩方によく投げかけてもらっていましたが、最初はその質問の意図が理解できませんでした。私は相手の言っていることを理解した“つもり”になっており、他責思考になっていたからです。
しかし、他者とのコミュニケーションのすれ違いから仕事が前に進まない日々が続き煩悶するうちに、自分に因があるのだと考え始めました。先輩方がいつも言ってくださっている「自分のものさし(解釈)で測っていて、相手が本当に何を求めているのかを理解していない」ということです。自分が捉えられる範囲の中で一生懸命提案すれば相手は喜んでくれるだろう、という楽観的な考え方を自分がしてしまっていたことに気が付かされました。
自分が理解したことを正解だと思わず、上手くいかないことを前提として、「じゃあどうすればいいのか」というところまで考える『悲観的思考』を持つように先輩から言っていただいています。
これまでの自分だと、ついつい「顧客のため」の行動で満足してしまいます。「他の人に比べて、これだけやったんだからいいだろう」「これだけ調べたんだから大丈夫だろう」と。でも、それはあくまでも自分の見える範囲で顧客を見たものにすぎず、勝手な思い込みを起こしやすいのだと、たくさんの失敗経験から分かってきました。
カインド・メディカルで求められるのは「顧客の立場で」考え行動すること。ただ自分が捉えた相手で満足するのではなく、相手のバックボーンなど顕在化していない情報も集めて、相手の考えている以上のことまで想像し提案することを訓練しています。
カインド・メディカルが大切にしている『サービスが先、利益が後』という考えです。目先の利益を求めたり、自分たちがやりたいようにやるのではなく、顧客が喜ぶものを提供しようとした先に利益がついてくる。ありとあらゆる指導がこの考えに通じているのだと、日々の先輩方の言動から感じています。
自分が提案しようと考えているものが受け入れられないかもしれない、という考えをまず持つようになりました。だからこそ、もっと顧客のことを知ろう、もっと他のアプローチを考えようと準備しています。それでも、自分の提案を先輩に見てもらったときには、自分の想定の甘さに気が付かされ、まだまだ足りていないのだと落ち込むときはよくあります。
そんなとき、昔の自分だったら、できない自分が悔しいというモチベーションだけで頑張っていたと思います。でも、この仕事は自分の幸せのためではなく、相手の幸せをサポートすることで自分の幸せに繋がっている。それに気が付いてからは、自分のことを考える前にどうやったら相手を喜ばせられるのか、そのためにどうやって課題を克服していけるのかを考えるようになりました。ですから、今は、自分が喜ばせられる人を1人でも増やしたいという想いで、自らの課題と日々向き合っています。
とにかく準備をすることです。相手がいる仕事なので、結果(顧客が提案を受け入れるかどうか)の部分を私たちが直接変えることはできません。ですが、より相手が喜ぶ選択肢を増やせるかどうかは自分次第です。カインド・メディカルでは、そうした自分のコントロールできる範囲において、いかに努力ができるのかという部分を大切にしていますし、社内でもそのプロセスの部分が評価基準となっています。
結果さえ出ればいいというのではなく、顧客にとってよりよい提案ができるように、自分にできる準備を徹底的に行っています。それでも足りないことは多くありますが、『Fail first 』の考えを大切にもっと行動量を増やしていこうと思っています。
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